シロアリ被害は突如起こります。
実際に自宅がシロアリの被害にあった方のお話を紹介します。
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シロアリ退治は大変です。
友人からの話しですが、とても恐ろしく思いました。
築40年。木造建築。国道に近く、大きな川も近くにあり、昔からの農家であり、敷地も広いです。
庭には垣根を含め、柿の木、桜、梅、すももに葡萄と、自然に恵まれたお家です。
木造建てですから、シロアリはかなり気にしていたらしいのですが、ご近所にも、シロアリ被害に遇われたお宅もなく、本人いわくのほほんと過ごしていたらしいのです。
10年ほど前、ご長男が結婚するにあたり、水回りをリフォームをしました。
キッチン、お風呂場、洗面所にトイレ。
この時もシロアリはいませんでした。
何年か前に関東地方が大雪に見舞われました。
ガレージも崩壊したあの大雪です。
このとき、友人宅にも被害がありました。
母屋の樋が一部崩壊し、庭にあった納屋(旧自宅)の屋根が一部崩壊し、修繕しなければならなくなったようです。
この時は、シロアリは存在していなかったのです。
その後、修繕業者さんの選定、庭の片付け等々、修繕にかかるまで半年。
片付けものの一部は自宅の裏、お風呂場、トイレ等の水回りがあるところ、ここは、人目につかないので、後に業者さんに頼んでにまとめて廃棄しようと考えて、置いていたそうです。
そうして、大工さんがはいり、作業が始まり、2ヶ月。
やれやれ終わったと、綺麗になったと、ゴミも綺麗に処分。新しい年を迎えました。
外回りは、綺麗になったから、今度はお家の中を綺麗にしなくちゃと言っていました。
その年の春、なんかね、お風呂場の辺りの床がプカプカしてるのよと言っていたのです。
以前のリフォームを頼んだ会社の大工さんの腕が良くないから、失敗しちゃったのよと言っていました。
値段やら、施工やらで、リフォームが終わった時点からかなり気に入らなかったようです。
しかし、プカプカの原因は、大工さんのせいではなかったのです。
家の床がプカプカする本当の原因
その頃からお風呂場に小さい蟻が出入りするようになり、気持ちわるいから、蟻を殺す薬をしようして、出入りしている小さな穴をシリコンで埋めたそうです。
次の年には大きな黒い蟻が行列をつくり、お風呂場に出現。この時も蟻を殺す薬を注入。
しかし、その次の年には、黒い羽を持った蟻が、お風呂場に出現。これは尋常ではないと、ご主人がご近所のシロアリ退治の業者さんに連絡。
すると、直ぐにきてくれて、床下に潜り込み、蟻が出たお風呂場付近を調査。
出たんです。シロアリ。しかも、お風呂場付近の木材は、浸食され、ボロボロの状態。
以前、我が家がシロアリに襲われた時は、床下全体に薬剤を散布したりとかなり大変でした。(30年ほど前の話しで、私の両親が、工事したので、内容が良くわかりません。)
しかし、いまは、薬剤も良くなってきたようです。
ペットもいる友人宅では、ペットの健康も問題でした。
床下に全面的に大掛かりでもなく、床下を支える基礎部品の柱毎に穴を開け、そこに薬剤を打ち込んでいくような作業になったようです。
とはいっても、敷地面積も広いそのお宅に打ち込む薬剤はかなりになります。
相当な金額になるかと思ったのですが、思っていたより少なくてすんだて言っていました。
はっきりとはわかりませんが、調査料込みで30万円前後のようでした。
ボロボロになった柱も一部だけだったようで、補強しなくても良いとのことでした。
また、シロアリの発生の直接原因は、あの雪の頃の物置となったところであろうとのことでした。
この場所には、湿気を逃すための空気穴のようなものがあったのですが、そこに木屑やら、木材等を置いた時に、シロアリが忍び込み、さらに床下は、今風のコンクリート作りではなく、地面に接していたこと。
もうひとつ、片付けの最中になぜかその排気の穴を廃材で塞いでしまったために、シロアリが住みやすい環境が仕上がっていったようです。
お風呂場全体を修理することになると何百万とかかってしまうところでした。
シロアリが出現する前に、黒い羽蟻が出るとも聞きました。そういえば、我が家にシロアリが出た時も、同じように、黒い蟻が、行列になっていました。
恐怖に感じることはありませんが、蟻がでたら、ご用心です。
シロアリの被害は急に発生するので注意が必要です。
続いてもシロアリの駆除を業者に依頼した方のお話です。
シロアリ業者はアフターケアが大事！我が家は定期訪問してもらってます
私は４９歳、会社員です。
私は神奈川県で築１０年の一戸建てに住んでいます。
我が家の一戸建ては陽の当たり具合が正直、あまり良くありません。
庭は周りの家で日陰になっており、日中でもどこか薄暗い感じがします。
そんな日の当たり具合が良くない家なので、湿気もわりと多い方なんです。
一度、湿気が多い時に庭で羽アリがたくさん飛んでいる事に気がつきました。
羽アリが飛んでいるという事はシロアリが我が家に住み着いている証拠。
そんな話を以前、ネットで見た事があります。
私は急いでシロアリ業者に調査を依頼しました。
シロアリの調査・駆除を依頼
我が家に来てくれたシロアリ業者さんは我が家を隅々まで点検してくれています。
床下にも潜って被害の有無を確認してくれました。
その時にご担当の業者さんから聞いたのですが、家のコンクリートで出来ている基礎の所に地面から上に向かって細長い巣のような筒が出来ていると、やっぱりそれはシロアリによるものだというのです。
そんな説明を聞きながら私の自宅の周りを見渡してみると、やっぱりそのシロアリの巣は我が家にもありました。
どうやら残念ながら我が家にもシロアリの巣は出来ていたようです。
ですから湿気の強い日に庭に羽アリが飛んでいたんですね。
でもご担当の方曰く、木骨の部分など、被害はそれほど酷くないようなので早めにシロアリの駆除をすれば大丈夫との事です。
もし、私が希望すればすぐにこれから薬剤の散布をしてくれると言われました。
もちろん、シロアリの被害は心配なので私はその業者さんにすぐにシロアリ駆除をお願いしました。
費用は約３０万円でした。その費用でコンクリート下にまんべんなくシロアリの駆除剤を散布していただいたのです。
それからというもの、やはり羽アリが飛んでいる事は見なくなりましたので、かなり安心しましたね。
シロアリ駆除後のアフターケア
けれども、我が家のシロアリ対策はこれだけでは終わりません。
何しろ、我が家は日当たりが悪く、湿気も多い方です。
シロアリ駆除のために薬剤を散布したからと言って、その薬の効果が未来永劫続く訳ではありませんからね。
だから、いつシロアリがまた我が家にやって来てもおかしくはないのです。
業者さんがいうには、シロアリはどこかの家で駆除をするとそのシロアリが他の家に移り住んでくると言います。
だから、一度シロアリ駆除をしたからと言って、我が家はずっと安心という事ではなく、他の家でシロアリ駆除をしたらそのアリが我が家にやって来てしまうという事もあり得るのです。
一方でシロアリ駆除をしていただいた業者さんは薬剤散後、私が希望すれば定期的にシロアリの被害を確認するために我が家に点検に来てくれると言います。
それはとても有り難いと思いました。
しかもその点検費用は無料と言います。
もし、その時に再度シロアリの被害が発生していれば、その時に改めてシロアリ駆除の薬剤散布を依頼してくれればそれで良いと言います。
このサービスは我が家にとっては有り難いもの。
なにしろ、自分で床下に潜ってシロアリの被害を定期的に確かめる事なんて到底、素人の私には出来ませんからね。
それからは１年後ごとにシロアリ業者さんは必ず我が家に点検に来てくれています。
幸い、最初にシロアリ駆除をしてから我が家では一度もシロアリの巣は見つかっていません。
当初、シロアリ駆除のために散布していただいた薬剤の効果がまだまだ続いているようです。
そんな感じで薬剤散布後も２年に渡りシロアリ業者さんは我が家に点検に来てくれています。
当初シロアリ業者さんにお支払いした薬剤散布の費用は３０万円でした。
それがその後もこうやって点検に来ていただけている事を考えるとコスパが良すぎて、なんだか業者さんに申し訳ないなという気にもなってしまいました。
いずれにしてもシロアリ業者さんはアフターケアがとても大切だなと思いました。
もちろん、万が一シロアリの被害が再発したら、その業者さんに駆除をお願いするつもりです。
⇒シロアリを駆除したい業者に迷ったら・・・シロアリ駆除費用ガイド
